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皆様から体外受精の体験談をお寄せ頂きました。一人でも多くの方の参考になればと思います。
加齢
１人目出産後、産後半年で不妊治療を再開。二回目で妊娠するも12週頃流産。その後すぐにまた再開し、妊娠に至る。現在8週なので、10週過ぎたら出生前診断を受けようと思っています。
50万円以上
不明
7年の間に4つの病院を転々としました。人工授精を6回行い4回目で着床しましたが流産。そこから病院を変えていろいろ試しましたが効果なし。最後の砦だとなかなか踏み切れなかった体外受精を行うことを決意。初めはコストが低めのショート法で行いましたが、8つ卵が採れたにもかかわらず7つ空胞。残りの１つが胚盤胞まで育ったため移植をしましたが着床せず。次はアンタゴニスト法で行い、8個採れた卵が8個共胚盤胞まで育ち戻しましたが6回行っても全く着床せず。先生も頭を抱えていました。
年齢はギリギリ35前だったため原則卵の２つ戻しは行っていないとのことだったのですが、最後の２つは２つ戻してもいいと言われました。どうせまたダメだろうからやけくそで戻してもらったところ２つとも着床し無事に双子を出産することができました。人工授精に関しては器具を入れる痛みはありましたがそれ以外は特に何とも思いませんでした。注射は痛かったです。
体外受精の採卵は私の行っていた病院は全身麻酔での方法しかなかったため寝ている間に終わった感じでした。卵を戻す際は器具を入れる痛みは少しありますが人工授精と同じく全くなく、着床してないときは本当にちゃんと戻したの？って疑ったくらいなんの痛みもありませんでした。体外受精で１番辛かったのは通いの注射かなと思います。スケジュールで動く緊張感もありましまし、痛みが毎日だったので、、自己注射の方法もありましたが私の通っていた病院は自己注射の方が値段が高く、また私は量も多かったのでかなり高額となるため通いにしました。先生も通いの注射の内容でも効果あるだろうとの判断でしたのでそうしました。
卵のランクは4AAが最高でしたが4CCの卵もありました。最後の２つはこの２つのランクの卵でした。友人の病院ではCCとつく卵は戻しても着床しにくく無駄なため破棄する方針の病院だと判定前に聞いていたのでさらにヤケクソになっていました。
60万円
私にとって7年ははとても長い長い7年でした。友達も親戚も後から結婚して子どもができていく現状。素直に祝福できない時もありました。子どものことに関しては親戚や両親、義両親も腫れ物にさわるような扱いなのも伝わってきました。自分だけが可哀想だと思っていた時期もありました。「諦めた頃にできるよ」ってよく言うけどどこをどうやって諦めるのか謎だったし無理でした。最後はヤケクソだったので、気を張らなかったのがよかったのかわかりませんが。。。
１回目と２回目の採卵で違ったと思うことは、刺激する方法も違いましたが、私の場合はマカが効いたのかと思っています。それ以外は頑張ることがもうストレスになると判断したため普段通りに過ごしました。また、卵のランクもあまり関係ないんじゃないかって感じました。お金もびっくりするほど飛んでいきましたが、とにかくお金がないことがまたストレスになったので働けばなんとかなる！と自分に言い聞かせ夜勤などお金になることを積極的に行い働きながら治療を行いました。
また、不妊治療の事は正社員で仕事をしており遅刻や休み、交代などで迷惑をかけることがとても多くあったため皆に隠さず話をしました。幸い職場もとても理解して下さるところでしたし、話すことでかな考慮してもらえたので本当にありがたい環境だったと思います。
頑張って下さい！って簡単には言えません。この言葉が私にとってはストレスでした。優しさで言ってくれてるのも充分伝わりました。心の中では「頑張っとるわ！知らんくせに！」って本当は思っていました。いつかできるよ！とも簡単には言えません。先が見えないからです。必ずではないからです。このどん底な気持ちは今、治療を行ってる人もしくは行ってなくても出来ない本人にしかわからないからです。安易に言って欲しい言葉ではありませんでした。なら人に話すなよ！って感じなんですが、、きっと話された方も傷つけない最善な方法を選んでくれたのだろうと思いますが、暗黒時代にいた私にはありがた迷惑でしかありませんでした。
欲しくなければ、結婚しなければ、、こんな思いにならなかったのに、何度も何度も思いました。治療中にはたくさん悲しい言葉をぶつけられました。くやしくてくやしくてたまりませんでした。不妊治療してるって知ってる友人に、不倫相手との間に出来た子どもの堕胎手術に立ち会って欲しいと言われたときには失神しそうでした。本当にツラかった。。
でも、やっぱり思います。不妊治療しているみなさんが笑顔になりますように。
夫精子の量、運動力不足
もともと体外受精を希望していたので、
1)採卵、凍結
2)受精
の2段階で進みました。
採卵にむけて、数週間、毎晩お腹に注射を打つことになったのですが、痛いのと怖いのとで毎日手が震えました…。頑張った甲斐もあり、結果卵を多く採ることでき、1回で7つの卵が凍結至りました。採卵の手術自体は麻酔ありで行い、気づいた時には終わっていました。その後、受精に向けた準備にとりかかり、生理が来たら受診し、以降飲み薬と膣錠、はり薬を毎日3回ずつ対応しました。薬によって飲む時間が決まっていたりと管理が大変でしたが、結果2回目の体外受精で赤ちゃんを授かることができました^ ^
金額は採卵で50万-70万、受精で20万くらいだっと思います。
金額は高いですが、2回目で赤ちゃんを授かることができ、体外受精を選んで良かったと思っています。私が通っていた病院はとても明るい先生、看護婦さんに囲まれていたので暗い気持ちになることはありませんでしたが、それでも1回目の体外受精で授かれなかった時は辛かったです。私の性格的にも人工受精を選んでいたら、浮き沈みで疲弊してしまったように思うので、次回2人目も体外受精にする予定です！
お心優しい方、ぜひ不妊治療の体験談をお寄せください。
「よし！みんなも頑張っているから私も頑張ろう！」きっと力になると思います。
