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不妊治療の末に赤ちゃんを妊娠された方の体験談です。一人でも多くの方の励みになっていただけるとうれしく思います。ご協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。
PCOによる排卵障害
初経の頃から生理不順だったので、将来のことも考えて高校生ぐらいの時から結婚までカウフマン療法をしていました。結婚後すぐにでも赤ちゃんを授かりたかったので、不妊専門医のクリニックへ通いました。私は海外在住で、こちらの治療の基準はわかりませんが、日本のかかりつけ医の診断書やホルモンの採血結果と基礎体温をみせたところ、ではまずクロミッドの内服治療でのタイミング療法からスタートすることになりました。
初回のクロミッドは月経後5日目からのスタートでしたが全く反応せず、さらに追加しても全く反応しないため初回は強制リセットとなりました。
先生が初経からのエピソードなどを問診して下さり、私はもともと月経はPCOのため遅発性であり40日前後でした。なので、早めからクロミッドを使用してもなかなか反応に時間がかかるかもしれないと判断され、2クール目以降は月経後10日目から5日間クロミッドを朝晩各一錠内服で、ようやく排卵に至りました。そのため35～40日周期でした。毎回エコーチェックと育ってきた間際には尿検査とhcg注射で排卵させタイミングと言う形を計4回行いましたが妊娠には至らず。この間卵管通気テストも行いましたが問題はなく、主人の精子も問題ないとのことでした。フーナーテストはこの国ではあまり重視していないとのことで、行わず。とにかく早く子供が欲しかったので、先生にお願いしhmg-hcg療法でのAIH初回での妊娠となりました。hmgでの排卵誘発で計10個の卵が育ちAIH前のhcgで6個排卵しました。
重度の冷え性でした。ありがたいことに私の住む国は漢方治療が日常でまずは冷え性の改善と妊娠希望を伝えお薬を処方していただきずっと飲んでました。先生曰くはあまり東方医学と西洋のミックスはよくないとのことでしたが、わたしはずっとクロミッド期間も漢方を飲んでました。お風呂は低温期はなるべく湯船につかるようにしました。低温期は毎日寝る前によもぎ蒸しパッドを装着し、低温期の朝は無糖の豆乳を飲み、炭酸や冷たい飲み物、酒などは一切たちました。時々薬膳系の食べ物を食べたりもしました。サプリメントでマカと葉酸を毎日のみました。
hcg後は過排卵によりOHSSになり、お腹は見る見るうちに妊婦のように腫れ上がり20cmほど腹囲が増えました。着床後と思われる高温期12日目以降はさらに悪化し卵巣が腫れて痛みと吐気で一日中寝たきりの生活でした。ohssが悪化すると妊娠の可能性があるというのを聞いたことがあったので、高温期13日目と15日目にフライングし比較、陽性ラインが濃くなっていたので、16日目に病院へいき、妊娠判定となりました。
まわりがどんどん妊娠して行く中で、辛い時このサイトをみて何度も励まされました。諦めた頃に…や忘れた頃に…授かったなどという人もいると思いますが、私は高温期は旦那も呆れるほど毎日検索魔となっていました。それでも妊娠することができました。治療があっての結果だと思っています。頑張っている人たちに少しでも希望がもてたらと思い書かせていただきました。
男性不妊 チョコレート嚢腫
AIH 9回、顕微授精 採卵2回 移植2回
腹巻きをかかさない。無印のジンジャールイボスティーチャイ、ざくろ酢を飲んだ。冷え性改善のため、漢方を処方してもらい飲んだ。
移植後の高温期8日目に体温が36.36に下がった。焦ってインターネットで検索したら、implantation dipという症状とそっくりだったため、着床の予感がし、その後、下腹部が突っ張るような痛みと、股間節の痛み、さらに胸の張りが出てきた。
不妊治療を続けてきて流産も2回して、何度も泣いたけれど、顕微授精2回目まできて、将来子供がいてもいなくても、自分が幸せだと思える人生にしようと思うようになり、なにか吹っ切れたような気がしました。治療中辛いことがたくさんあるかと思いますが、子供が欲しくて心を痛めているあなたはすでに、お母さんなんだと思います。
多嚢胞性卵巣症候群 黄体機能不全
二人目不妊でした。長男が一歳で職場復帰し半年たった頃から何となく二人目を意識しタイミングを取り始めましたが全く…。一人目が結婚後すぐできたことからまさかと思ってましたが、１年半自己タイミングでみてもできなかったので思いきって病院へ。どうせならと初めから不妊専門病院に行きました。PCOSと診断はされましたが他は特に問題なく２年間は排卵誘発剤の注射でタイミング療法でした。他院に治療に通っていた友人が治療１年でステップアップを勧められたことをきっかけに、いつまでたってもできない焦りから自らステップアップを希望しました。主人側に問題はなかったためAIHで確率が上がるとは思わないようにと言われましたが掛けてみることに。
２回のAIHは陰性に終わりました。受精障害や着床障害を疑うなら体外をしてみないとわからないと言われ、原因がわからないままは諦めきれなかったので更にステップアップに踏み切りました。１回目、15個採卵のうち８個の体外受精は全滅…残り７個は顕微授精にまわされ５個が何とか受精してくれました。新鮮胚移植は陰性に。次の周期に凍結胚を２個移植するも陰性。２回目の採卵はすでに右卵巣の３個が排卵済みで左から２個採卵できましたが、２個とも変性卵で中止。３回目は２個しか採れず顕微授精で桑実胚まで育て(この病院は胚盤胞移植をあまり勧めない方針でした)凍結し翌周期に１つを移植するもまた陰性。その頃には私は精神的にも追い詰められ鬱状態になっていました。主人の精子の結果も悪く。限界を感じていたため無期限休養に入りました。ちょうど長男の小学校入学と重なりそれなりにバタバタとしていて二人目はもういいかな、と思うようになっていました。
半年くらいお休みした頃、同じく体外までステップアップしていた友人が妊娠!!それに後押しされ友人が通っていた病院に転院。そこで医師に「なんでできないかなぁ。絶対できる。タイミングでもいいけどここまで苦労してきたんだから体外で早く妊娠したいよね？」と言われ、なんて自信なんだと思いましたがこの先生にかけてみようという気持ちになりました。子宮鏡検査も問題なく、ショート法が始まりました。結果、27個採卵でき体外と顕微半々に受精させてもらい、受精できたうちのグレードの高い５個の胚盤胞が凍結できました。
いろいろやりました。葉酸サプリはずっと飲んでました。マカも不定期ですが飲んでました。休養中の半年はプレグルというサプリも飲んでました。体の歪みを直しに整体に通ったり、代謝を良くしようと岩盤浴に行ったり、食事も体を温める根菜類や生姜紅茶をとり、夏もなるだけ冷やさないようにしてました。金銭面での負担もあるけど仕事と家庭と治療の両立が負担でパート勤務に変えました。職場にもカミングアウトしてからは理由を考えて気が引けながら休んでいた気持ちが楽になりました。でもやっぱり一番は、半年の休養かなと思ってます。治療から体も心も離れた解放感でリラックスできていたことが最後の体外での結果に繋がったんだと思います!!
昨年９月に５個の胚盤胞のうち１個を移植し２週間後の10月9日に陽性判定をもらいました。それまで基礎体温に一喜一憂されていてまいってたので、基礎体温はつけてませんでした。胸の張りもつわりの症状もなく、いつもの生理前の腰痛と下腹部の不快感を感じていたので期待はしない方がいいなと言い聞かせていました。
私は二人目不妊で贅沢だと感じる方もおられるでしょうし、立場の違いはあるかもしれません。それでも５年半辛い思いはたくさんしましたし、鬱状態になったり、親友と疎遠になったりもしました。でも赤ちゃんはきっと、その家族にとって最高のタイミングで来てくれるのだと思います!!辛さを感じたら思いきってお休みするのも一環だと思います。心に無理をせずに頑張らないことも大事です。皆様にコウノトリが幸せを運んでくれますようにお祈りしています!!
卵管 ストレス
重症の感染症を起こした過去があり、年齢も考慮し、結婚してすぐに不妊専門の病院へ。卵管は綺麗に通っていたし、卵巣年齢も10歳若かったのですが、AIHでは妊娠できず。やはり、卵管が通っていても、感染症で機能を失っていたのかと。1度目の凍結胚盤胞移植にて妊娠。
プレグルES-46カプセルを目安より少なめでしたが服用していました。それが良かったのか、それとも食生活か、受精した卵8個とも全てが胚盤胞に育ちました。私の場合、ストレスが駄目だと思い、お酒も頂いていましたし、よく旦那さんと外出しましたし、冬でしたが身体を温める事も、あまり考えていませんでした。
先生曰く、全ては受精卵の力で、関係ないから、飲めなくなる時期までお酒は飲んでおいてね～、ということ。日本人の摂取量は少量なため、全くお酒は影響がないとの事ですよ。
子授け神社にも夫婦で行きました～何となくですが、気持ちがホッとしますよ。
凍結胚盤胞移植の日の夜に、子宮に痛みが。次の日、ほんのわずかな茶おり。3日目は吐き気があり、しばらくすると、子宮が張る感覚が毎日。
大きな感染症を起こした私ですが、子宮鏡検査も良好、無事に妊娠できました。もうすぐ38歳ですが、2人目も考えています。もともと、食生活は大切にしてきた人間ですが、それは本当に大事なんだと今、痛感しています。大きな仕事も抱えつつの両立です。
この時までに子供がほしい！と気負い、不眠になり、回転性めまいまで引き起こしました。そこから切り替えていきましたが、不眠気味でも、良い時期に、赤ちゃんはやってくるんだな、と今は感じます。
ストレスをためない、なんて言われてもたまるものですし、出来るだけ何も考えないようにして、諦めずに前進です。妊娠すると、今度はお腹で子供を育てる不安が出てきます。私も頑張ります！
両卵管閉塞
解禁後半年間は基礎体温とクリニックでのタイミング指導を受けていましたが、妊娠に至らず。基礎体温も低温期と高温期がわかりにくい状態でした。不妊治療専門クリニックへの転院を勧められ、転院先で卵管造影検査をした結果両卵管閉塞でした。このままだと自然妊娠は難しいと言われましたが、年齢的にもいきなり体外受精よりFT手術を勧められ次の生理後すぐに手術を受けました。排卵は問題無くありましたが、念のためHCGを注射し、手術の周期から再度タイミング指導を受けました。結果その周期で妊娠することができました。後旦那さんにも、精液検査を受けてもらいました。
毎日湯船に15分程度つかり、体を冷やさないようにしました。
生理予定日から5日経った日に、生理1日目と変わらない出血があったので、生理だと思っていたら1日で出血が止まり、翌日に検査薬をしたところはっきりと陽性が出ました。これといった兆候は無く、いつも生理前に感じる下腹部の鈍痛もあったので生理がくるんだと思っていました。妊娠がわかって2日後くらいから急に胸が張って痛くなりました。
お心優しい方、ぜひ不妊治療の体験談をお寄せください。
「よし！みんなも頑張っているから私も頑張ろう！」きっと力になると思います。
